今冬の第101回全国高校サッカー選手権で神村学園をベスト4に導き、板倉滉が所属するドイツ1部のボルシアMGでプロキャリアをスタートさせたFW福田師王が衝撃のデビューを飾った。

 クラブの公式ホームページや「シオウ・フクダがボルシアの初戦で8ゴール」と見出しを打ったドイツ紙『Rheinische Post』が伝えている。

 記事によれば、ボルシアMGのU−19チームは2月5日、地域のカップ戦であるニーダーラインポカールの1回戦で、PSVノイスと対戦。前半だけで9ゴールを奪うと、後半も得点を重ね、22−0の大勝を飾った。
 
 この試合に先発フル出場した福田は、前半で2点、後半に6点を奪い、なんとチーム最多の8ゴールを叩き出す大暴れを見せた。

 試合後、アレクサンダー・エンデ監督は、18歳の日本人FWについて次のように賞賛している。

「もちろん、どんなゴールでも若者にとっては良いものだ。彼はたびたびストライカーとして適切なポジションにいて、右足と左足の両方でフィニッシュ能力があると示した」

 力の差がある相手とはいえ、自慢の得点力を存分に見せつけた福田。ドイツの地でまずは好スタートを切った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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