現地時間２月５日に開催されたセリエAの第21節で、２位のインテルと５位のミランが激突した。

　この注目のミラノダービーで、最初にチャンスを迎えたのはインテルだ。開始早々の２分、エリア手前でパスを受けたラウタロがターンからミドルを放ったが、枠を捉えられない。

　さらに４分後、再びムヒタリアンのワンタッチパスから抜け出したラウタロが、強烈な左足のシュートで狙うも、GKタタルシャヌに片手一本でセーブされた。

　その後もインテルがボールを握り、押し気味に試合を進める。そして、34分に左CKのチャンスを得ると、チャルハノールが蹴ったボールに飛び込んだラウタロが、ヘディングシュートを叩き込み、先制に成功した。

　一方、劣勢のミランはほとんどチャンスがなく、シュート０本で前半を終える。
 
　迎えた後半、ミランは58分に左からのクロスをジルーが狙ったが、枠の上に外れた。これがようやくファーストシュートとなった。

　徐々にペースを掴んだミランは78分、エリア手前の右寄りで得たFKをジルーが直接狙ったが、決め切れなかった。

　インテルは83分に途中出場のルカクがDFを背負った状態から強引に持ち込み、ネットを揺らしたが、ファウルの判定でゴールとはならなかった。

　試合はこのまま１−０で終了。白熱の一戦はインテルに軍配が上がった。インテルは次節、13日にアウェーでサンプドリアと、ミランは10日にホームでトリノと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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