バルセロナのシャビ監督が、今夏の退団説も囁かれているブラジル代表FWラフィーニャについて言及した。スペイン紙『マルカ』が伝えている。
昨夏に5800万ユーロ(約81億2000万円)の移籍金でリーズからバルサに加入したラフィーニャ。今シーズンはここまで公式戦44試合に出場し、10ゴール・11アシストを記録するなど、加入1年目から重要な働きを見せている。
しかし、バルサがファイナンシャル・フェアプレーとサラリーキャップの問題を抱えていること。そしてシャビ監督がウスマンヌ・デンベレを右ウイングのファーストチョイスとして考えていることから、ラフィーニャが今夏の売却候補に挙がっていると取り沙汰されてきた。
そんな中、5月2日に行なわれるラ・リーガ第33節のオサスナ戦前の記者会見に臨んだシャビ監督は、ラフィーニャについて質問され、次のように答えた。
「ラフィーニャはとても重要な戦力だ。彼は順応力の高いプレーヤーで、デンベレと共存することができる。素晴らしいシーズンを過ごしていると、個人的に会話もした。彼の働きぶりにはとても満足しているよ」
4シーズンぶりのラ・リーガ制覇が目前に迫る中、怪我の影響で2月から離脱していたデンベレも、前節のベティス戦で戦列復帰を果たした。シャビ監督はラフィーニャとデンベレをどのように共存させ、チームを優勝に導くのか。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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