現地時間5月14日に開催されたラ・リーガの第34節で、優勝に王手を懸けた首位のバルセロナが、降格圏の19位に沈むエスパニョールとのバルセロナダービーに臨んだ。

 勝てばシャビ監督体制では初のリーグ優勝が決まるバルサは開始6分、右サイドからの折り返しにペドリが合わせるも、枠を捉えられない。

 それでも11分、左SBのバルデが左サイドから仕掛けて送り込んだクロスに、エースのレバンドフスキが合わせて、あっさり先制に成功する。

 さらに20分、ペドリが右サイドからふわりと浮かせたクロスに、バルデが左足で合わせ、追加点を奪取。スペイン代表DFはこれが嬉しいトップチーム初ゴールとなった。
 
 バルサの勢いは止まらない。40分にも、今季限りでの退団が決定しているブスケッツがボールを奪って、右サイドに展開。ラフィーニャのクロスをレバンドフスキが流し込み、3点目を挙げる。

 後半に入って53分には、デ・ヨングの浮き球のパスに右SBのクンデがヘッドで合わせ、さらにリードを広げる。

 その後は意地を見せるエスパニョールに何度も決定機を作られ、GKテア=シュテーゲンの好セーブで防いでいたが。73分にプアドのループシュートで1点を返される。

 後半アディショナルタイムにも1点を奪われたものの、バルサが4−2で大勝。この結果、27勝4分け3敗で勝点を85に伸ばし、残り4試合で2位レアル・マドリーとの差を14ポイントとして、2018−2019シーズン以来、4シーズンぶり27回目のリーガ制覇を成し遂げた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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