現地時間5月18日に開催されたヨーロッパリーグ(EL)準決勝の第2レグで、ユベントスとセビージャが対戦した。

 第1レグは1−1で終わったなか、最初に決定機を迎えたユベントスは15分、ファジョーリの右CKにガッティが頭で合わせたが、GKボノの好セーブに阻まれた。

 一方、ホームの大声援を受けるセビージャは24分、右サイドのヘスス・ナバスのクロスに飛び込んだオカンポスがヘッドで狙うも、GKシュチェスニーにゴールラインぎりぎりで防がれた。

 さらに30分には、敵陣でボールを奪うと、アクーニャが左足の強烈なミドルを放ったが、再びユベントスの守護神にセーブされる。

 ユベントスはその3分後、ディ・マリアのパスを受けたケーンがゴール前で粘って、右足で狙うも、左のポストを叩いた。このまま前半をスコアレスで終える。
 
 迎えた後半、ユベントスは65分にラビオのパスを受けたヴラホビッチがゴール前に持ち込み、落ち着いてネットを揺らして、勝ち越しに成功する。

 リードを許したセビージャはその5分後、エリア手前中央からスソが左足を一閃。強烈なミドルを突き刺し、試合を振り出しに戻した。このまま90分を終えて、延長戦に突入する。

 93分、ユベントスはヴラホビッチがカットインから左足で狙ったが、GKボノの正面でキャッチされる。

 セビージャは95分、ブライアン・ヒルのピンポイントクロスに反応したラメラがヘディングシュートを叩き込んで、勝ち越しゴールを決めた。

 リードを許したユベントスは110分、コスティッチが上げたクロスのこぼれ球を拾ったキエーザのシュートは枠を捉えられない。

 試合はこのまま2−1で終了。2戦合計3−2で接戦を制したセビージャが、7度目の決勝進出を決めた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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