ヴィッセル神戸が５月18日、クラブの公式YouTubeチャンネルを更新。Jリーグ30周年を記念して、『酒井高徳が選ぶJリーグ歴代ベストイレブン！』を公開した。

　酒井が選んだ栄えある11人は以下のとおり。システムは４−３−３。GKは川島永嗣、４バックは右から内田篤人、田中マルクス闘莉王、冨安健洋、長友佑都というラインナップで、中盤はアンカーに遠藤保仁、インサイドハーフはアンドレス・イニエスタと香川真司、前線３枚は右から本田圭佑、マルキーニョス、三笘薫という顔ぶれだ。

　左ウイングには「今は、三笘君しかいないでしょ」と、プレミアリーグで躍動するブライトンの25歳アタッカーをチョイス。「30年前から、日本のサッカーも世界のサッカーも進んできて、現時代で一番活躍している選手が、その30年の中でも一番」と選出理由を述べる。

　三笘の成長過程を酒井も聞いているという。

「抜くためのドリブルを、さらに磨きをかけるための努力をしているっていうのは、いろいろ耳には入っている。初速だったりとか、初速のあとに、身体負けしない身体の太さとか」
 
　そして、着実にグレードアップしていると認める。

「今、見ていて、経験したことを成長につなげようとしていて、つなげているっていうのが一番分かる選手かな。海外に行って、この選手、何か変わったのかなってちょっと思ったりとか、それなりにレベルが上がったかなっていう人はいますけど、Jリーグで見てた時に、まだここはこんな感じかなと思っていたのが、どんどん、どんどん、一個ずつ完璧になっていく。僕、直接、話したことはないんですけど、見ていて感じる」

　日本代表でも最重要戦力として期待されている三笘。酒井も「三笘君が左にいたら、安心して攻撃できる」と称賛した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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