現地時間5月21日に開催されたプレミアリーグの第37節で、前日に2位のアーセナルが敗れ、3連覇が確定したマンチェスター・シティは、12位に甘んじるチェルシーを本拠地エティハドに迎えた。

 過密日程に加え、消化試合となったことから、ハーランド、デ・ブライネ、グリーリッシュ、エデルソンと主力が軒並みベンチスタートに。それでも選手層が頭ひとつ抜けている王者は、12分にショートカウンターからアルバレスが右足で流し込み、難なく先制点を奪う。

 アルゼンチン代表でレギュラーを張り、カタール・ワールドカップ制覇にも貢献しながら、クラブではハーランドの陰に隠れがちなアルバレスは、リーグ戦二桁得点に王手をかけた。

 さらに29分、上手く裏を取ったフォデンが、ふわりと浮かせたループショットで狙うも、惜しくも枠の左に外れる。

 33分には古巣対戦のスターリングに抜け出され、決定的なシュートを浴びるが、リーグ戦では2試合目の出場となったGKオルテガが好守で凌ぐ。直後のギャラガーのシュートもオルテガがぎりぎりのところで防ぐ。
 
 1−0で折り返すと、58分にFKからフィリップスがヘッドで合わせるが、右ポストを叩く。

 71分にはマハレズのお膳立てでアルバレスが再びゴール。しかし、オン・フィールド・レビューの末にマハレズのハンドが取られ、得点は認められない。

 その3分後には、満を持して36ゴールでリーグ得点ランク首位を独走するハーランドを送り込む。続けて78分にはデ・ブライネとロドリも投入する。

 結局、その後もスコアは動かず、このまま1−0でタイムアップ。シティが大幅なターンオーバーを敢行しながらもリーグ戦12連勝を達成し、ホームサポーターへの“優勝報告マッチ”を飾った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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