U-20日本代表は現地時間5月21日、アルゼンチンで開催されているU-20ワールドカップのグループステージ第1節でセネガル代表と対戦。松木玖生の強烈なミドルで奪った1点を守り抜き、1−0で競り勝った。

 この試合に、日本人の母とアルゼンチン人の父を持ち、スペイン育ちの髙橋仁胡は先発フル出場。攻守の両局面で奮戦し、チームの勝利に貢献した。

 セネガル戦が行なわれたのはラプラタ・スタジアム。髙橋の父、フェデリコ・センダゴルタ氏が生まれた地で、息子は日の丸を背負って戦った。父は日本代表のユニホームを着て、応援した。
 
 FIFAワールドカップの公式Twitter日本語アカウントが、フェデリコ氏のインタビュー動画を公開。自身のルーツや髙橋の幼少期などについて語り、「なんの偶然か、今日ここで私が生まれた町でプレーをしています」と、愛息の成長に目を細める。
【動画】「なんの偶然か…」髙橋仁胡の父フェデリコ氏のインタビュー
「本当に誇りに思いますよ。ここに家族と一緒に戻ってきて、息子が日本代表のために戦っているのを応援するのは、夢のようですし、本当に最高なことです」

 日本は次戦、現地25日にGS第2節でコロンビア代表と対戦。会場は再び、ラプラタ・スタジアムだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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