元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏が、自身のYouTubeチャンネルを更新。Jリーグの歴代ベストイレブンと最優秀選手(MVP)を選んだ。

“闘将”が「Jリーグを盛り上げてくれたか」や、ベストイレブンとMVPの獲得歴を基準に選んだ11人は、以下の通り。システムは4−5−1だ。

GK:楢﨑正剛
DF:駒野友一、中澤佑二、井原正巳、三都主アレサンドロ
MF:中村憲剛、遠藤保仁、ラモス瑠偉、中村俊輔、小野伸二
FW:三浦知良

 FWの一枠には「やっぱり凄い」とカズをセレクト。大久保嘉人や前田遼一、マルキーニョスにも触れつつ、「カズさんのダンスは頭から離れない」と、インパクトの大きさを理由に挙げた。
 
 闘莉王氏がプレーした浦和レッズの先輩にあたる福田正博も候補に挙がったが、J2に降格した試合での得点シーンの印象が強いようで、「何か泣いている顔、そんな顔はベストイレブンにはしたくない」と語った。

 そしてMVPには、「ラモスさんも良いね」としつつ、56歳でポルトガル2部オリベイレンセでプレーしているカズを「レジェンド」として選んだ。

「カズダンスだし、かっこいいし、どこにいても、ピッチに立つだけで『ウォー』となる。日本のサッカーと言えばカズさんから始まらないと」

 スタッフから「This is カズさんとは?」と聞かれると、Jリーグ初年度の1993年にMVPを獲得し、アウォーズでサッカーボールのオブジェの中から赤いスーツ姿で登場した時のカズを回想。「あれは好き」と答えた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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