レアル・ソシエダの久保建英はここまでラ・リーガで9ゴール・4アシストをマーク。チャンピオンズリーグの出場権を獲得したチームを牽引する活躍を見せている。

 国際的に有名なメディア『The Athletic』はそんな日本代表MFをラ・リーガのベスト11に選出。バルセロナ、レアル・マドリー、アトレティコ・マドリーのいわゆる「3強」以外では、唯一のセレクトとなった。

『The Athletic』が選んだベスト11は以下の通りだ。

GK:マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン(バルセロナ)
DF:ロナルド・アラウホ(バルセロナ)、エデル・ミリトン(R・マドリー)、アンドレアス・クリステンセン(バルセロナ)、アレックス・バルデ(バルセロナ)
MF:久保建英(R・ソシエダ)、フレンキー・デ・ヨング(バルセロナ)、ペドリ(バルセロナ)
FW:アントワーヌ・グリーズマン(A・マドリー)、ロベルト・レバンドフスキ(バルセロナ)、ヴィニシウス・ジュ二オ―ル(R・マドリー)
 
 これを受けて、スペインの大手紙『Mundo Deportivo』は久保のベスト11入りに注目。驚きをもってこう報じている。

「レアル・ソシエダの今シーズンは、多くの栄誉とともに傑出したものとなった。試合の大部分で披露されるサッカー、競争力などは国内外で人々を魅了してきた。最も大きな影響を与えた選手のひとりがタケ・クボで、彼はこの最後の段階で全力を尽くし、有名な国際的メディアである『The Athletic』の今季の理想的イレブンに食い込んだ」

 記事は「王者バルセロナから7名、レアル・マドリーから2名、アトレティコから1名が選出。競争のレベルを考えると、成し遂げるのは簡単ではない」と続けている。

 錚々たるメンバーの中に名を連ねた久保。今季の“リーガの顔”のひとりだったのは間違いない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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