J1リーグで首位を走るヴィッセル神戸は6月6日、退団が決定したアンドレス・イニエスタがかつてプレーしたバルセロナと国立競技場で対戦。注目のフレンドリーマッチに0−2で敗れた。

 主戦場のアンカーより一列上がったインサイドハーフで先発し、攻守に奮闘した齊藤未月に「最も印象に残ったバルサの選手」について訊くと、相手エースの名前を挙げた。

「あまり対峙はしてないですけど、(ロベルト・)レバンドフスキは頭がいいっすね。ボールの受け方もそうだし、サッカーの仕方も。(ボールを)はたいて、最後はボックスに入って点を決めるというストライカー。うちだったらサコ(大迫勇也)もそうだけど。ああいうのを標準に搭載していないと世界とは戦えないという感覚はある」

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 24歳のMFは「センターバックがつられたら、中盤の選手が入って、一発で(フランク・)ケシエが点を取ったような形にもってこれるし、そういうのを含めて賢いなと。やり方を分かっている」と驚嘆した様子だった。

 世界的ストライカーの動きの質やインテリジェンスに驚かされたようだ。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)

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