『DENSO CUP SOCCER 第22回大学日韓（韓日）定期戦』が９月24日、韓国の安養総合運動場で行なわれ、全日本大学選抜が全韓国大学選抜を２−１で下した。この結果を受け、敵将のソ・ヒョクスが日本の実力を認めた。韓国メディア『日刊スポーツ』が伝えている。

　山内日向汰と長尾優斗の得点で日本が競り勝った。日本で３月に開催された前回のデンソーカップでも０−１で敗れている韓国は２連敗となった。

　同メディアによれば、試合後にソ・ヒョクス監督は「負けたので何も言うことはないが、残念だ。いくつかの良いチャンスと状況があった。準備期間も短く、未完成だったが、一生懸命やったと思う」と選手たちを労った。

　近年は年代別代表チームで、韓国と日本の実力差が開いてきたという指摘が多いという。多くの指導者が、その理由に「技術」を挙げる。ソ・ヒョクス監督は「日本の選手たちの個人能力が良いので、タイトにプレッシャーをかけようとしたが、上手くかいくぐられた」と評価する。
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　さらに指揮官は、フィジカル面の違いにも言及。「昔と本当に違う」と感じているようだ。

「日本は上手い。昔は技術だけが良かったが、パワーやスピードを兼ね備えたサッカーをしている。10年前後で成長したことを見ると、本当に凄い」

　アジアのライバルの歩みに私見を述べたうえで、「韓国選手たちもさらに発展するだろう」と期待を寄せた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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