現地時間9月30日に開催されたラ・リーガの第8節で、久保建英が所属するレアル・ソシエダは宿敵アスレティック・ビルバオとホームで対戦した。

 前節のバレンシア戦で、初めて出番なしに終わった久保は、このバスク・ダービーで2試合ぶりに先発に復帰。4−3−3の右ウイングに入った。

 立ち上がりからダービーらしく激しい展開となるなか、12分に久保がスルーパスを繰り出すも、CFサディクが触る前にGKウナイ・シモンにキャッチされる。

 19分にも逆サイドからの展開でボールを受け、2人と対峙しながら持ち込んでシュート。これはDFにブロックされる。

 迎えた30分、FKのこぼれ球をCBル・ノルマンがボレーで叩き込み、先制に成功する。

 その5分後にはピンチ。ニコ・ウイリアムスに“触れば1点”というクロスを送り込まれるも、兄のイニャキ・・ウイリアムスにはわずかに合わず、難を逃れる。

【動画】見事なダイレクトシュート!久保がダービーで決めた鮮烈弾
 後半立ち上がりのピンチを凌いだソシエダは、この男が貴重な追加点を奪う。48分、左サイドからのグラウンダーのクロスをサディクが振れたボールに久保が反応。ダイレクトで左足を振り抜き、GKのニアサイドを抜く鋭いシュートを突き刺してみせた。

 昨季に続いてダービーでネットを揺らした日本代表MFは、これが早くも今シーズン5点目となった。

 さらに66分、途中交代のオジャルサバルが抜け出し、GKをかわしてシュート。右足で3点目を奪う。

 このままリードを維持したホームチームが3−0で快勝。“ダービー男”の久保はフル出場、今季5度目のマン・オブ・ザ・マッチに輝く活躍でライバル撃破に貢献している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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