現地時間11月29日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ(GS)第5節で、日本代表の冨安健洋が所属するアーセナルはRCランスと本拠地エミレーツで対戦した。

 冨安が右SBで先発したアーセナルは序盤から猛攻を仕掛けると、11分にチャンスを迎える。右サイドをオーバーラップしてきた冨安のピンポイントクロスにハバーツがヘッドで合わせるも、わずかにゴール右に外れた。

 それでもその2分後、再び冨安がクロスを供給。これを相手がクリアしきれず、ガブリエウ・ジェズスが繋いだボールをハバーツが押し込んで先制点を奪った。

 21分には、ボックス内でルーズボールを拾ったG・ジェズスが巧みな切り返しから右足で流し込んで、あっさり追加点を挙げる。

 止まらないホームチームはその直後にも、GKサンバがはじいたボールにサカが詰めて3点目。27分には、冨安の見事なロングフィードを受けたマルチネッリがドリブルから技ありのコントロールショットを叩き込んで、リードを4点に広げる。
【動画】冨安の絶妙アシスト
 さらに前半アディショナルタイムには、右サイドをオーバーラップしてきた冨安のクロスをウーデゴーがダイレクトボレーで合わせて追加点。5−0として前半を終える。

 2アシストの活躍を見せた冨安が前半でお役御免となったアーセナルは、後半に入っても攻撃の手を緩めない。67分には左サイドを突破したハバーツの折り返しにウーデゴーがダイレクトで合わせるも、GKサンバの好守に阻まれる。

 86分には、マルチネッリが獲得したPKをジョルジーニョが落ち着いて決めた。その後も相手に攻撃のチャンスを与えず、試合はこのまま6−0で終了した。

 快勝したアーセナルはGS首位通過が決定。次戦は12月2日にプレミアリーグでウォルバーハンプトンと相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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