途中出場で、絶大な存在感を発揮した。

 久保建英を擁するレアル・ソシエダは現地11月29日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第5節で、レッドブル・ザルツブルクとホームで対戦。スコアレスドローに終わった。

 グループステージ突破を決めているため、ベンチスタートとなった久保は74分から途中出場。いつも通り右ウイングに入ると、切れ味鋭い動きで攻撃を活性化する。

 84分に右サイドからカットインして絶妙のパスを送り、決定機を創出すれば、後半アディショナルタイムにはGKの好セーブに防がれたものの、際どいFKを放った。
【動画】「ゴールまであと少し」GKの好セーブに阻まれた久保のFK
 流れを変えた日本代表MFを、地元の二紙も称賛。『Noticias de Gipuzkoa』は「入った瞬間から凄まじい攻撃力。彼は何も恐れていない」と称えた。

 また、『EL DIARIO VASCO』も「試合は70分に始まった。74分にクボが、80分にサディクが投入され、その瞬間までずっと鈍かった攻撃を活性化させた」と評価している。

 久保抜きではソシエダの攻撃は始まらない。改めて、そう感じさせる一戦となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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