Jリーグは12月5日、横浜アリーナで「2023 Jリーグアウォーズ」を開催。今季の最優秀選手賞が発表され、ヴィッセル神戸の大迫勇也が受賞した。

 神戸で3年目を迎えた今季は、リーグ戦の全34試合に出場。抜群の決定力で22ゴールを挙げ、横浜F・マリノスのアンデルソン・ロペスと共に得点王に輝く。安定感あるポストプレーや精力的なハイプレスなど攻守両面で圧倒的な存在感を示し、神戸のリーグ初優勝に大きく貢献した。
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 以下は受賞スピーチ。

「ヴィッセル神戸の選手、スタッフ、そしていつも支えてくださっているスポンサーのみなさま、どんな時も応援を続けてくれたサポーターのみなさん、一年間、一緒に戦っていただき、ありがとうございました。

 ヴィッセル神戸のJ1初優勝、素晴らしい歴史に関わることができて、本当に嬉しく思います。34試合、1試合たりとも簡単な試合はありませんでした。毎日、毎日、努力を続けて、練習を続けて、最後の最後まで、刺激ある毎日を送れました。

 Jリーグで対戦した他17チームのみなさん、ありがとうございました。

 今日、これで、Jリーグ優勝、最優秀選手賞、そして得点王を獲ることができ、素直に嬉しいです。引き続き、努力を続け、また来年もこの賞を獲れるように頑張りたいと思います」

 サプライズで家族も登壇。妻、2人の愛娘に「あまり一緒にいる時間がなかったですけど、サッカーだけに集中させてくれて、本当に感謝しています。ありがとう」と伝える。「これからオフなので、少し、どこかでゆっくり、一緒に遊びにいこうか、いこうね」と優しく語りかけた。

 なお、MVP&得点王のダブル受賞は2年ぶり10人目の快挙だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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