現地時間12月6日に開催されたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ第6節で、前回王者の浦和レッズはハノイ(ベトナム)と敵地で対戦した。

 決勝トーナメント進出に向けて勝利が絶対条件の浦和は開始6分、岩尾の左CKに反応したアレックス・シャルクの折り返しがボックス内で相手の手に当たり、PKを獲得。しかしアレクサンダー・ショルツのキックは、GKグエン・バン・ホアンにセーブされて先制とはならなかった。

 その後も押し込みながらゴールが遠いアウェーチーム。33分には、ショルツの絶妙なパスに抜け出した安居海渡がワントラップから左足のシュートを放ったが、またしてもハノイ守護神の好守に阻まれた。

 さらに前半アディショナルタイムには、ボックス内でボールを受けたシャルクが反転から右足のシュートを狙うも、決め切れなかった。このまま前半をスコアレスで終える。
【動画】浦和DFショルツがまさかのPK失敗
 迎えた後半、浦和は53分にCKを与えると、ゴール前の混戦から最後はダオ・バン・ナムに押し込まれて、先制点を献上する。

 それでも65分、荻原拓也のクロスに飛び込んだブライアン・リンセンがダイレクトでネットを揺らして試合を振り出しに戻す。

 その後も猛攻を仕掛けるが得点を奪えずにいると、87分に荻原が自陣ペナルティエリア内で相手を倒してしまい、PKを献上。これをファム・トゥアン・ハイに決められて勝ち越しを許した。

 試合はこのまま1−2で終了。敗れた浦和はグループステージ敗退が決定した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】編集部が厳選! ゲームを彩るJクラブのチアリーダーを一挙紹介!
 
初V神戸と並んでベストイレブンに最多4人!浦和の堅守は大迫勇也にとっても鮮烈イメージ「守り方を知ってる。嫌な相手」

「スウェーデンより進んでいる」浦和MFモーベルグが日本で受けた“衝撃”を母国紙に語る!「とても気に入っている」と称賛したのは?