ワールドカップ予選まで2週間を切ったなかで、日本代表にさらなる痛手だ。

 ハダースフィールドのアンドレ・ブライテンライター監督は3月8日、中山雄太がひざの負傷で戦列を離脱し、今シーズンの残り試合を欠場する見込みと明らかにした。『YorkshireLive』が報じている。

 同監督は会見で「ユウタ・ナカヤマはシーズンの残りを欠場する」と話した。

「大きなケガで、8〜10週間と見ている。彼にとって本当に良くないことだ。彼は落胆しているよ。だが、これがサッカーだ。ケガはあり得る。内側じん帯のケガだ。長くかかる」
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 2022年夏にハダースフィールドに加入した中山は、11月にアキレス腱を負傷。カタール・ワールドカップに出場できず、1年目のシーズンを棒に振った。

 昨秋から戦列に戻り、10月に日本代表復帰も果たした中山は今季、イングランド2部でリーグ戦23試合に出場。18試合でスタメンに名を連ねている。しかし、ブライテンライター監督が明かした見通しどおりなら、2年連続でチームメイトより早くにシーズンを終えることになってしまった。

 日本はブライトン所属の三笘薫も今季終了の見込みだ。ロベルト・デ・ゼルビ監督が先日明かしている。その三笘に続き、中山もシーズン絶望となれば、森保一監督はショックだろう。日本は3月21日と26日に北朝鮮とのワールドカップ予選2試合を戦う。

 また、中山は復帰まで2か月半を要した場合、6月のワールドカップ予選への影響も懸念される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部


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