日本代表MFの発言が反響を呼んでいる。

 4月26日に開催されたラ・リーガの第33節で、久保建英を擁するレアル・ソシエダは首位のレアル・マドリーとホームで対戦。0−1で敗れた。

 この試合後に話題となったのが、他でもない久保のコメントだ。フラッシュインタビューで「残念だ。勝ちに値したと思う。こんな雨の中で、日程変更もあって、クソみたいなことしかないファンのことを思うとね」と発言したのだ。

 かつて契約を結んでいた古巣であるマドリーのチャンピオンズリーグを考慮したスケジュール変更にさりげなく苦言を呈したわけだ。
 さらに、この試合で、アンデル・バレネチェアが敵MFオーレリアン・チュアメニからボールを奪取した流れから、自身の同点ゴールがファウルで取り消しになった点にも言及。こう言い放っている。

「バレネがボールを奪おうとした。僕がコメントできる唯一のことは、ボールを失った選手(チュアメニ)が眠っていたということだ。何があったかは分からないけど、チャンピオンズリーグ(CL)では(ファウルの)笛は鳴らないと思う」
【動画】久保が「眠っていた」と揶揄したマドリーMFのボールロスト→不満を露わにしたゴール取り消し
 こうした発言は、マドリーサイドでも話題となったようだ。レアル・マドリーの専門メディア『Defensa Central』はこう伝えている。

「元レアル・マドリーの選手の言葉は急速に広まり、フロレンティーノ・ペレス会長と経営陣全員に届いた。『彼は負けたからで怒っているんだろう』とペレス会長は取り巻きに話したが、それ以上重要視することはなかった」

 歯に衣着せぬ言葉は、思った以上に反響を呼んでいるようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【記事】「マドリーの守備をいとも簡単に打ち破った」古巣を苦しめた久保建英を現地メディアが絶賛!「かなり良かった」
 

【記事】「クボの言葉に不信感」久保建英に“眠っていた”と揶揄されたマドリーMFがSNSで反応し現地反響!「彼は信じられないという気持ちだった」

【記事】「彼の意見に同意する」久保建英の“ゴール取り消し”への苦言にソシエダ指揮官も同調。敗戦に怒りを露わ「イライラする」