日本代表のキャプテン遠藤航を擁するリバプールは現地時間5月5日、プレミアリーグ第36節でトッテナムと本拠地アンフィールドで対戦する。

 3戦ぶりに勝利し、今季限りで退任するユルゲン・クロップ監督に明るい話題を提供できるか。注目のトッテナム戦を前に、アーセナルのレジェンドOBポール・マーソン氏は、現地メディア『Sportskeeda』で4−2での勝利を予想。現在フェイエノールトを率いるアルネ・スロットが、後任として就任する見込みである事実にも触れ、こう伝えた。

「ユルゲン・クロップにはあと2試合しかホームゲームがない。選手たちは、彼に相応しい見送りのショーを見せたいはずだ。トッテナムは、いつも多くのゴールに絡んでくるので、この試合は非常に面白いものになるだろう。

 リバプールは(2019-20シーズンに優勝するまで)30年、リーグ制覇から遠ざかっていたのだから、クロップは間違いなくプレミアリーグ時代で最高の監督と言える。私は彼の大ファンだ。リバプールを再び強豪にした傑出した監督だ。アルネ・スロットは重責を担っている。彼をよく知らないが、これほど伝説的な人物の後を継ぐのは大変だ」
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 56歳の元イングランド代表はまた、熱血漢と絶対エースの口論に言及。多くのファンと同様に、心を痛めたようだ。

「クロップとモハメド・サラーのタッチライン事件は、見ていて少し悲しかった。2人ともリバプールのレジェンドだから、こんな終わり方は見たくない。事件の正確な情報を知らないので、憶測で物を言いたくはないが、それが何であれ、彼らがそれを過去のものとして、残りのシーズンを楽しめるよう願っている」

 2015年から始まったクロップ体制は残り3試合。リーグ優勝は絶望的となった今、せめてもの3連勝で有終の美を飾れるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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