遠藤航の交代は正しかったのか。地元メディアが見解を示している。
5月13日に行なわれたプレミアリーグの第37節で、遠藤が所属するリバプールはアストン・ビラと敵地で対戦。3−3のドローに終わった。
物議を醸しているのが、3−1とリードした状況で行なった76分の4枚替えで日本代表MFを下げた采配だ。この交代策に伴い、インサイドハーフからアンカーにポジションを移したアレクシス・マカリステルのミスから85分に被弾すると、88分にも中央突破を許して失点。あっという間に追いつかれてしまった。
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リバプールの地元メディア『Liverpool Echo』は、「ユルゲン・クロップ監督が一気に行なった4人の選手交代のうち、最終的にアウェーで苦労して勝ち取るべきだった勝利を奪ったのはエンドウの除外だった」と指摘している。
同メディアは、「エンドウは前半をあまり楽しめていなかったが、ハーフタイム後はリバプールが主導権を握る上で中心となり、前半で露出が増えていた守備陣をよくカバーしていた」と主張。こう続けている。
「しかし、日本人がいなくなったことで、すでに疲れ果ててアンダーパーに見えたマカリステルが、必然の結果でビラの後半の猛攻を鎮めることになった。ホームチームの1点目のきっかけとなったルーズなパスで罰を受けたアルゼンチン人選手は、その後、ビラの勢いを変える2点目の際にボールを失った」
指揮官の采配が裏目に出たと苦言を呈している。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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