71歳のトルコ人指揮官に再アプローチか。

 難航する韓国代表の次期監督の選任。自国メディア『MKスポーツ』は、「シェノール・ギュネシュ監督が有力候補として再び浮上した」と報道。「関係者によると、大韓サッカー協会(KFA)がギュネシュ監督を最有力候補に挙げて交渉を進め、速いスピードで進行している」という。

 KFAは昨冬のアジアカップ後、ユルゲン・クリンスマン監督を更迭。以降、強化委員会を再編し、新監督の就任を目ざしてきたが、いまだ後任を見つけられずにいる。

 記事によれば、4月には国内監督4人と外国人監督7人など合計11人をリストアップ。そのなかで外国人監督に焦点を合わせ、最終候補3〜4人を選び、最優先順位から交渉を続けていた。

 だが、第一候補と見られていたジェシー・マーシュはカナダ代表の監督に就任。KFAは次善策でイラク代表のヘスス・カサス監督に狙いをつけたが、合意点を見つけられなかった。両監督のほか、もう一人の候補として挙げられていたバスコ・セアブラ監督も、所属するエストリル・プライアと再契約を結んだため無念の結果となった。
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 こうした状況を踏まえ、ギュネシュ監督が再浮上したようだ。

「先にトルコメディア『ポトスポル』が、『KFAはギュネシュ監督が歳を取りすぎているという理由で選任を拒否した』と伝えているが、これまで候補に挙がっていた監督が次々と拒否の意思を明らかにすると、一気にギュネシュ監督に目を向ける形になった」

 トルコ代表ほか、ベジクタシュやトラブゾンスポルなど母国クラブを率いたギュネシュ監督は、かつてFCソウルでも指揮を執った経験があり、韓国代表の監督にも関心を示したこともあったという。

 6月には北中米ワールドカップの2次予選が控えている。それまでに新監督を決められるか。MKスポーツは「時間的な余裕はない。6日にアウェーでシンガポール、11日にホームで中国と対戦するため、少なくとも2〜3週間の時間が必要だ。滞りなく6月のAマッチに向けて準備するには、遅くとも来週までに監督を選任しなければならない」と危機感を募らせる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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