今シーズン限りで退任するリバプールのユルゲン・クロップ監督には“嫌いな選手”がいたようだ。クラブ公式YouTubeチャンネルによるインタビューで発したコメントをリバプールの専門サイト『THIS IS ANFIELD』が伝えている。

 稀代の名将が恨みに思っていたのは、トッテナムに所属するジェームズ・マディソンだ。

 イングランド代表MFがレスターでプレーしていた2019年5月6日、リバプールと熾烈な優勝争いをしていたマンチェスター・シティ戦で、マークが甘くなったせいでヴァンサン・コンパニに決勝点を許したのがその理由だという。

「コンパニがシュートを打った瞬間、あの瞬間に脳卒中を起こさなくて本当に良かったよ。そう感じたね。ソファに横たわりながら、『マディソン、マディソン、彼を止めてくれ!』と考えていた時の気持ちを正確に覚えているよ。彼を抑えてくれってね」
【動画】クロップが英代表MFを嫌いになるきっかけとなったゴール

 ドイツ人指揮官は「それ以来、私はマディソンが好きではなくなった。その日、私は(当時のレスター監督)ブレンダン(・ロジャーズ)にも腹を立てていた。彼(マディソン)は疲れていたので、下げるべきだったんだ」と打ち明けている。

「レスターは前半にとても良いプレーをしたし、得点するべきだったし、あのゴールの後も得点すべきだった」

 クロップは「それは単なる個人的なものだ。クラブには何の問題もないけど、彼を見るといつも『うーん』となる。先週末も、(トッテナム戦で)また彼に会ったよ」と続けている。

 このシーズン、リバプールは勝点97を獲得しながら、優勝したシティと1ポイント差で2位に終わったのだった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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