マンチェスター・シティのヨシュコ・グバルディオルが、プレミアリーグ4連覇を決めた5月19日のウェストハム戦(3−1)後にインタビューに応じた。クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

 カタール・ワールドカップで大ブレイクした22歳のクロアチア代表DFは、昨夏にRBライプツィヒから、ジョゼップ・グアルディオラ監督が率いる常勝軍団の一員に。稀代の名将の革新的で独特な戦術の理解に時間を要し、1年目は苦戦する選手が少なくないなか、瞬く間にフィットして重要戦力となった。

 シーズン終盤にかけては、ストライカー顔負けの得点力も発揮。加入時の高い期待を裏切らない活躍を攻守で見せつけた。

 グバルディオルは手応え十分のようで、プレミアリーグの優勝メダルを受け取った後、こう口にした。

「言葉では言い表せないよ。本当にハッピーだ。このトロフィーを手にするのは最も難しいからね。それを達成できて、とにかく感謝している。今はこの瞬間を楽しまないとね。なんたって僕らは4連覇を達成したんだ」
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 RBライプツィヒやクロアチア代表ではCBを担ってきたが、シティでは左SBとしてプレー。この点に関して問われると、要求されるタスクは何でも喜んで応えると答えた。

「楽しんでいるよ。ディフェンダーとして前線でプレー、今日はより中央でのプレー、慣れてはないけど、トライして、監督の期待に応えるだけだ。良い仕事ができたと思うし、かなり満足しているよ。僕はハングリー精神と学ぶ意欲もある。ベストを発揮し、勝利に貢献したい。チームのために全力を尽くすよ」

 グバルディオルはまた、自身と名前が少し似ている指揮官を絶賛。「信じられないような監督だ。彼について語りたいことはたくさんある」とかなり前のめりだ。

「彼がいてくれて本当に幸せだ。何もためらわず、最高の監督の1人だと言える。ピッチで最高のパフォーマンスを発揮できるよう、自信を与えてくれるんだ。試合前のミーティングでも、戦術については話さず、シーズンを通してのプレーやゴールをビデオで見せてくれた。明らかに他の人とは違う。ドレッシングルームのみんなは彼が大好きなんだ」

 大好きなボスのもと、さらなる成長を遂げているグバルディオル。今季最終戦となる、宿敵マンチェスター・ユナイテッドとのFAカップ決勝でも、タイトルに直結するハイパフォーマンスを披露できるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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