マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、プレミアリーグで戦う難しさを改めて語った。クラブ公式が伝えている。

 現在53歳のスペイン人指揮官は、現役時代に長らくプレーしたバルセロナで監督キャリアをスタート。その後、バイエルン・ミュンヘンを経て、2016年からシティを率いている。

 その間、数々のタイトルを手にしてきたが、世界最高峰と称されるリーグでの成功は、格別なようだ。史上初の4連覇、直近7年で6度目の優勝に導き、プレミアリーグ最優秀監督に選出されたのに際し、グアルディオラ監督はこう語った。

「光栄に思う。この賞は、クラブの全ての部門の人々の努力と優秀さを反映している。この選手たちの監督であり、素晴らしいコーチ陣やサポートスタッフと共に毎日働けて、とても誇りに思うよ。4連覇は私のキャリアの中で最も誇らしい成果のひとつだ。このリーグは世界で最もタフで、ライバルたちは信じられないようなフットボールをしているからね。

 イングランドに来た時には、一緒に7年間で6回もプレミアリーグを制覇できるなんて思ってもみなかったよ。私たちは並外れた偉業をやってのけた。ファンと共に祝えた先週の日曜日は、忘れられない日になったよ」
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 また、フットボールディレクターを務めるチキ・ベギリスタイン氏は、「シティの誰もが、ペップとこの最新の功績が認められて喜んでいる」とコメント。稀代の名将の類まれなマネジメント力に、心からの賛辞を送った。

「ペップがいつも指摘するように、我々の歴史を作る成功はチームワークの賜物であり、選手、コーチ、スタッフのたゆまぬ努力なしにはあり得ない。しかしながら、ペップの心を動かすリーダーシップと成功への意欲が、注目に値する美しいチームにし、世界で最も厳しいリーグのトップに再び押し上げた。シティに関わる全ての人は、彼が我々の代表である事実をとても誇りに思うべきだ」

 もっとも、ペップ体制8年目はまだ終わったわけではない。マンチェスター・ユナイテッドと相まみえる、FAカップ決勝という大一番が残されている。

 最後に宿敵に勝つか負けるかでは、シーズンの印象は大違いだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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