現地5月22日にアイルランドのダブリンで開催されたヨーロッパリーグ(EL)の決勝で、アタランタがレバークーゼンと対戦。今季の公式戦51試合無敗だったブンデスリーガ王者を3−0で破り、初優勝を果たした。

 この試合にトップ下で先発し、タイトル獲得に貢献したオランダ代表MFトゥーン・コープマイネルスについて、準々決勝で対戦した遠藤航所属のリバプールが関心を持っているようだ。『TUTTO ATALANTA』の報道を元に、リバプールの専門サイト『ANFIELD CENTRAL』が伝えている。

「リバプールはオランダ代表のコープマイネルスの獲得をめぐってチェルシーやユベントスと争う準備ができているという。ドミニク・ソボスライ、アレクシス・マカリステル、エンドウの移籍金は昨夏に合わせて1億1100万ポンドだったが、(新監督に就任する)アルネ・スロットは今夏、別のMFにさらに資金をかけると予想されている」
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 同メディアは「『TUTTO ATALANTA』によれば、アタランタのMF現在の価値は5200万ポンドとされている。コープマイネルスは、以前の指揮官であるスロットと再び一緒に仕事をすることに前向きであると言われている」と報道。こう続けている。

「ユベントス、リバプール、そしてチェルシーは、コープマイネルスとの獲得レースに勝つために、競争する準備ができている」

 プレースタイルについては、「今シーズン、全コンペティションで22ゴール(15ゴール・7アシスト)に貢献しており、その中にはセリエAだけで驚異の17ゴール(12ゴール・5アシスト)も含まれている。26歳の彼は6番か8番として中盤でプレーするのが一般的だが、バック4でもプレーしたことがある」と紹介。こう綴っている。

「スロット監督の下で、AZのキャプテンに任命されたことからもわかるように、彼のリーダーシップは頻繁に称賛されている。ゴールを決める才能に加えて、ボールコントロールとボールを運ぶ能力でも度々称えられている。彼がレッズの中盤に何か新鮮なものをもたらすかどうかという質問には、確かに答えがある」

 記事は「エンドウが来シーズンで32歳に近づき、ステファン・バイチェティッチが継続的な出場機会を得るのにまだ苦労していることから、コープマイネルスはレッズの現在のスカッドに、そして今後5年ほどのチームにとって素晴らしい補強となるだろうと信じている」と締め括っている。

 加入となれば、遠藤の強力なライバルとなりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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