次期監督の選任を急ぐ韓国代表は、今年初めにはヨーロッパの大物にアプローチしていたようだ。

 スペインメディア『ムンド・デポルティボ』によると、昨冬のアジアカップ後、韓国代表はユルゲン・クリンスマン監督を更迭すると、バルセロナを率いるシャビに新監督の就任を打診したという。

 記事では「テラサ(シャビの出身地)のコーチは韓国の関心に感謝したが、その時点では6月30日以降 バルサに留まらないことは明らかだったにもかかわらず、その提案を拒否した」と記す。
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 シャビ監督は一時、今季限りでのバルサ退任を表明も、4月に続投が発表されていた。だが、クラブの財政面を非難するようなコメントがジョアン・ラポルタ会長の逆鱗に触れたか、現地報道では続投から一転、解任の方向で話が進んでいるという。

 ムンド・デポルティボも「シャビ・エルナンデスは、来週初めに予定されているジョアン・ラポルタ会長との会議への召喚を待っている。スポーツディレクターのデコと委任された委員会は、原則として、彼がバルサのベンチで指揮を執ることはないと通告しなければならない」と報じている。

 バルサを離れることが濃厚のシャビと、いまだ暫定監督の指揮下にある韓国代表。両者が再び、接点を持つ可能性はあるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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