現地5月29日にアテネで開催された欧州カンファレンスリーグ(ECL)の決勝で、昨シーズン準優勝のフィオレンティーナ(イタリア)と初の欧州タイトルを狙うオリンピアコス(ギリシャ)が激突した。

 立ち上がりから優勢のフィオレンティーナは20分、ボナベントゥーラがシュートを狙うもGKツォラキスの正面を突く。

 その2分後にもボナベントゥーラに決定機が訪れたが、GKとの1対1を決め切れなかった。
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 後半に入って69分にも、FWクアメが決定機を迎えたが、ツォラキスの好セーブに阻まれる。

 オリンピアコスも80分、MFイボーラが得意のヘッドで狙うも、わずかに枠を外れた。

 スコアレスのまま突入した延長戦ではオリンピアコスが押し込み、96分にヨベティッチが際どいシュート。しかし、GKテッラッチャーノの好守に阻止される。

 それでも116分、左サイドからのクロスにエル・カービがヘッドで合わせてついに均衡を破る。1−0で勝利したオリンピアコスが初優勝を果たした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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