コパ・アメリカのグループステージ(GS)第2節・パナマ戦で、ボールとは関係ないところで、相手の後頭部を目がけて右パンチを見舞う。アメリカ代表のFWティモシー・ウェアは、まさかの愚行で一発レッド。10人になったアメリカは1−2で敗れた。

 現地メディア『FOX SPORTS』によれば、ウェアの出場停止は2試合。決勝トーナメント進出が懸かるGS最終節のウルグアイ戦だけでなく、その後に勝ち進んだとしても準々決勝も欠場することになる。

 すでに自身のSNSで謝罪しているウェアは、同メディアによれば「少し落ち込んではいますが、元気です」と気持ちを切り替えてはいるが、自らの過ちを悔やんでいる。

「チームをこのような状況に陥れることは、決して意図していたわけではありません。私は暴力的な人間のように描かれていると思いますが、そうではありません。兄弟たちが私たちの主な目標に到達するために、別の道を進まなければならないのを見るのは、本当に辛いです」
【動画】相手選手の頭部に右パンチ!「絶対にレッド」なアメリカ代表ウェアの衝撃ファウル
 トレーニングの参加は許可されているウェア。自分にできることに全力を注いでいる。

「一緒にいて、彼らをサポートし、冷静でいられるように見守ります。兄弟たちと一緒にいることができて幸せです。もちろん難しいことですが、このチーム、このスタッフ、このグループと一緒にいることで、私は常にベストを尽くすよう促されてきました。ここは私にとって世界からの逃避先なので、ここにいるのが楽しいし、仲間たちをサポートしたいんです」

 献身的にチームを下支えし、あとは「仲間たちが仕事をやり遂げてくれるよう祈るだけ」だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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