パリ五輪に挑むU-23日本代表のメンバーの中に、オーバーエイジの名前はなかった。出場に意欲的だったリバプールのMF遠藤航も選出されなかった。

 これを受けて、リバプールの専門メディア『Anfield Index』は、「遠藤航がオリンピックの日本代表チームに入らないという発表は驚きだった」と伝えた。

 そのうえで、コメンテーターのデイブ・ヘンドリック氏の「日本はオリンピックの最終メンバーを発表したが、遠藤航はメンバーに入っていない。彼らは実にうまくやっていて、ヨーロッパのビッグネームの選手を一人も選んでいない」との言葉を紹介。こう続けている。
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「日本のこの戦略的な動きは地元の才能を優先し、遠藤がリバプールのプレシーズンの準備に集中できるようにするものだ。この決定は、日本が自国育ちの才能を育成するという取り組みに沿ったもので、チームに年齢制限を超えた選手がいないのは称賛に値するアプローチであり、日本の若手育成への取り組みを示している」

 実際は、「呼びたくても呼べなかった」のが本音だろうが、いずれにしても、4大会ぶりのOAなしで挑む大岩ジャパンは、遠藤を呼ばなかった点も踏まえて喝采を浴びている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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