「力の差がある部分はあるが…」森保監督が語った強烈すぎる“欧州組カルテット”を脅かす存在

「力の差がある部分はあるが…」森保監督が語った強烈すぎる“欧州組カルテット”を脅かす存在


 11月20日、森保ジャパンはキルギス代表を4-0と一蹴。見事な大勝劇で年内最後の一戦を締めくくった。

 開始2分に山中亮の代表初ゴールで上々のスタートを切ったこの日の日本代表は、終始試合を支配。19分に原口元気がFKから追加点を挙げると、迎えた後半も守りに入ることなく攻勢を強め、72分に大迫勇也、73分に中島翔哉が立て続けにゴールを決めて、役者が試合を決定付けた。

 相手のキルギスはFIFAランク90位。いわゆる格下だ。とはいえ、前後半でコンスタントに点を取り、守備も最後まで緩むことなく無失点という結果は、アジアカップを控える森保ジャパンにとってチーム強化が順調に進んでいる証だと言える。

 それだけに森保一監督も「点差が離れてきてもチャレンジする姿勢を失わず、全体で声をかけながら、意思統一してやってくれたことが良かったと思います」と、サムライ戦士たちを称えた。

 とはいえ、課題がまったくないわけではない。これまでと先発メンバーの構成をガラリと変更して臨んだこの試合では、後半から矢継ぎ早に投入された、いわゆる“主力組”の躍動が目立った点は、チームの総合力を問ううえでは、気になる点だ。

 とくに違いが出ていたのは攻撃陣で、とりわけ、森保ジャパンの攻撃の中心となっている大迫、中島、堂安律、南野拓実の“欧州組カルテット”は、キルギスの守備陣をスピードとテクニックでいとも簡単に崩していた。

 そうした主力と控えの間に見えた差をいかに埋めるのか? 森保監督は、「まだまだ経験や力が足りない選手に関しても、これから伸びしろがある選手ということで招集している」とし、さらに持論を続けた。

「今はまだ経験の浅い選手、実力的には足りない部分がある選手も、こういう日本代表の経験を通すことによって、試合経験をすることによってさらに伸びてくると思います」

 そして、50歳の指揮官は、「(人材は)まだまだいると思います。それは国内だけじゃなく、海外にも力のある選手がいます」と、前述のカルテットを脅かしうる存在が、そのビジョンの中にいることも口にした。

「ベネズエラ戦の前線にいた選手に追いつける選手は他にもいると思います。あと思っているのは、力の差がある部分はあると思いますが、トレーニングで色々と選択肢を与えてあげて、選手にどれだけ働きかけてあげられるかが、私自身の課題だと思っています。特にこれから伸びていく選手については、自分の責任だとも感じています」

 その言葉をシンプルに解釈すれば、ニューカッスルの武藤嘉紀、レスターの岡崎慎司、ニュルンベルクの久保裕也、ハノーファーの浅野拓磨、さらに今年9月にA代表にも招集され、現在はU-21代表に帯同しているハンブルクの伊藤達哉などが、アジアカップでサプライズ的にチームに加えられる可能性があるのかもしれない。

 そんな期待が膨らむ来年1月のアジアカップに向けては、「この成績が保証してくれるものではない、という考えをしっかり持っていかなければいけない」と気を引き締めた指揮官。浮かれる素振りを見せることなく会場を後にした。

取材・文●羽澄凜太郎(サッカーダイジェストWeb編集部)


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