リーズ地元紙が井手口陽介を「最も奇妙な契約10選」に選ぶ。「故郷で高い評価を得てきたが…」

リーズ地元紙が井手口陽介を「最も奇妙な契約10選」に選ぶ。「故郷で高い評価を得てきたが…」


 イングランド・サッカー界の古豪リーズは、その輝かしいクラブ史において、ゴードン・ストラカンやエリック・カントナといった名手を獲得して成功を収めてきた。

 一方で、当然ながら、ファンやメディアに疑問を抱かせるような補強も少なくなかった。クラブ史に“汚名”を残してしまった契約を地元紙『Leeds Live』が紹介している。

 その名もズバリ、「リーズ・ユナイテッドの最も奇妙な契約10選」と題した特集で紹介されたのは、1996年夏にリバプールから電撃移籍するも、わずか3ゴールに終わり1シーズンで退団したイアン・ラッシュや、2012年の夏に加入して当時の指揮官ニール・ウォーノックから「下水道のネズミだ」と酷評されたエル=ハッジ・ディウフなど、期待を裏切った選手たちである。

 そのなかで、日本人の名前も入ってしまった。昨年1月にガンバ大阪から移籍した井手口陽介だ。
 
 17年のJリーグと日本代表での活躍で声価を高めた井手口は、昨年1月にリーズと契約するも、イングランドでの就労ビザの関係により、すぐさまスペイン2部のクルトゥラル・レオネサに半年レンタルで移籍。しかし、出場機会を満足に得られず、その影響で、出場が有力視されていたロシア・ワールドカップのメンバーからも外れた。

 昨夏に再起を誓ってリーズに舞い戻った井手口だったが、マルセロ・ビエルサ新監督に「私は正直に言わねばならない。いまの彼はどのポジションでも2番手までの選択肢に入っていない。彼に相応しい出場時間を提供することはできない」と断言され、買取りオプション付きの1年レンタルでドイツ2部のグロイターフュルトへ籍を移した。

 その井手口の移籍について同紙は、「故郷で高い評価を得てやってきたイデグチだったが、いまだリーズでデビューはしていない。ビエルサの考えを鵜呑みにすれば、彼が今後、エランド・ロード(リーズの本拠地)でプレーする可能性は皆無に近い」と、バッサリと断じている。

 ドイツ移籍後も9月と12月に右膝の後十字靭帯を断裂という大怪我に見舞われ、ピッチに立つことさえままならない井手口。いまだ保有権はリーズが持っているものの、今シーズン終了後の退団が濃厚となっている22歳の若武者は、この苦難を乗り越えることができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部


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