【FC東京】なぜ強い? 森重がピッチで感じる“昨季との違い”

【FC東京】なぜ強い? 森重がピッチで感じる“昨季との違い”


[J1・7節]FC東京3−1鹿島/4月14日/味の素スタジアム
 
 今季のFC東京には確かな勢いを感じる。先制されても、追いつき、逆転する力強さがあり、リーグ戦では7節を終えて5勝2分けの2位と結果も出ている点からも、それは明らかだ。
 
 就任2年目を迎えた長谷川監督の下、文字通りの堅守速攻に磨きをかけたFC東京は組織力の高いサッカーをここまで展開。リーグ戦に限れば、スタメンをほぼ固定していることで試合を重ねるごとに連係も良くなっており、球際での強さもある。そこに、久保というスパイスも加わり、攻守においてハイクオリティなプレーを披露しているのだ。
 
 開幕からほぼ同じメンバーで戦っているため、そろそろ対策を練られても不思議ではないのだが、チームは失速するどころか、より力強いパフォーマンスを披露。とりわけ、前半だけで3ゴールを奪った鹿島戦は「東京、強し」を印象付ける一戦だった。
 
 チャン・ヒョンスとゴール前に強固な壁を築くCBの森重もここまでの戦いぶりに手応えを感じているひとりだ。「対策されてプレーを読まれても、ゴールをこじ開けることができる。分かっていても止められない」というのが強いチームの条件としたうえで、今季のFC東京の強さについて次のように話していた。
 
「昨季と違うのは、(久保)建英と(東)慶悟のところで違いを見せられるようになったこと。これがやっぱり大きい。これからも多分、前線のふたり(永井とⅮ・オリヴェイラ)がある程度警戒されるなかで彼らはキーポイントになると思います」
 
 確かに永井とⅮ・オリヴェイラの個人技に頼っていた昨季と違って、今季は久保と東が攻撃の局面で良いアクセントをつけている。鹿島戦でゴールを決めたのはⅮ・オリヴェイラと永井だが、このふたりだけが勝利の立役者なわけではない。鹿島戦に限らず、開幕からここまでFC東京が好パフォーマンスを見せている背景に、逞しさを増した久保、キャプテンシーを発揮する東の献身かつアグレッシブなプレーがあることを忘れてはいけない。
 
取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
 
 


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