「プレーが軽すぎる」「監督としてアウト」ポルト指揮官の“中島翔哉ブチキレ”騒動は現地で賛否両論、「もう過去のこと」との報道も

「プレーが軽すぎる」「監督としてアウト」ポルト指揮官の“中島翔哉ブチキレ”騒動は現地で賛否両論、「もう過去のこと」との報道も


 現地時間9月15日、ポルトガル・リーグの第5節、中島翔哉が所属するポルトが、安西幸輝と権田修一が所属するポルティモネンセを3-2で下した試合で、大きな話題となっているのが、ゲーム終了後のある一幕だ。

 試合終了のホイッスルが鳴った後、ポルトのセルジオ・コンセイソン監督は足早にピッチ上の中島に近づき、腕を掴んで激しい剣幕で叱責したのだ。近くにいたMFオタ―ビオやFWヘスス・コロナが割り込むようにふたりの間に入ったが、緊迫した空気が流れたのは明らかだった。

 指揮官が試合後の会見で「あれは我々だけの会話だ」とはぐらかしたため、両者のやり取りの詳細は明らかになっていない。だが、72分に中島が交代出場した直後にポルトは2失点しており、何かしら叱っていたのは間違いないだろう。

 さらに、現地紙『Record』は、ポルトのOBで現在は地元局の解説者を務める元ポルトガル代表GKアントニオ・アマラルが、「ナカジマ? 彼は何かしたか? 全くチームの助けにならなかった」と日本代表MFを批判したことを伝えている。

 この一件は、現地紙が連日取り上げるなど話題を集めている。ポルトの公式SNSアカウントには、すでに1000件以上のコメントが寄せられた。

 その中身は様々だ。中島のパフォーマンスに不満を持つファンは、次のように主張している。

「ナカジマのプレー時間をもっと増やすべきという意見が多いのは、理解できない。彼は進歩する必要がある」

「ナカは良い選手だが、ポルトのスタイルにあまり適応していない。これはこのゲームでも顕著で、ポルティモネンセに与えた2点目は、あまりにもプレーが軽かった」

「ピッチで起こったことをひとりのプレーヤーのせいにするのは好きじゃないが、(CLプレーオフ第2レグで3失点した)クラスノダール戦のように、いつ誰が失敗するかを知る必要がある。中島は可能性を秘めた選手だと思うが、今のところまだ何かが足りない…」

 一方で、「コンセイソンがピッチの上で行なったことは恥ずべきことだ。監督としてアウト」といった、指揮官の振る舞いに否定的な意見もある。
 そんななか、コンセイソン監督の旧知の仲であるサイラス氏が『A BOLA』の取材に対して、「特別ではない、とても些細なことだ」とコメントした。

「私たちがよく知っている通り、セルジオは非常に感情的な人だ。だから、別にあのシーンを特別なものだとは思わなかった。

 中島もセルジオに言われたことを理解したようには見えなかったしね。彼は反応していなかったけれど、どんな感情をぶつけられたかは分かったはずだ。だから、あれは普通のことだと思う。セルジオはチームにとっても、中島にとっても最高のものを望んでいただけなんだ」

 ポルトは現地時間9月19日、ヨーロッパリーグのグループステージ初戦でスイスのヤングボーイズと対戦する。現地紙『Desporto』は、前日練習の様子を伝え、「ウォーミングアップの後、コンセイソン監督は中島に何かしら声をかけ、叱責は過去のことだと示した」と報じた。

 これでわだかりはなくなったのか。いずれにしても、中島の起用法に注目が集まるのは間違いなさそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部


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