いまや欧州中の注目を集めているのが、レアル・マドリーのカンテラ(下部組織)に所属する“ピピ”こと中井卓大だ。
 
 10歳でマドリーに入団した16歳のMFは、現在フベニールB(U-18相当)に所属。俊英が集まるカンテラの中で、順調にステップアップを果たしている。
 
 先日、インターナショナルウィークで各国代表選手が抜けた際には、トップチームのジネディーヌ・ジダン監督が、カンテラから数人の練習メンバーを“招集”。そのなかのひとりに選ばれた中井の名は、一気に広まった。
 
 そんななか、現地時間10月19日にこのピピの特集記事を掲載したのが、ドイツの『Sport1』だ。「日本の宝石がレアルをかき立てる」と見出しを打った記事で、次のように綴っている。
 
「インターナショナルブレークの間に、ピピの愛称で知られる16歳のタクヒロ・ナカイが、マドリーのスターたちと初めてトレーニングをした。この攻撃的MFは決して無名ではない。日本の宝石は、日本のテレビでスキルを披露してセンセーションを巻き起こした後、9歳の時からレアルでプレーしている」
 
 そして、「ナカイはジダンとラウール・ゴンザレスの大変なお気に入りのようだ」と伝えている。
 
「天才少年は、スペインの首都で驚くような成長を遂げたため、ジダン監督も注目している。ピピは引き続き慎重に育てられ、主にU-19でプレーすることになるのは事実だが、マドリーのBチーム(カスティージャ)の監督であるラウールは、すでに素晴らしい才能があるこのプレーヤーに目を向けていると言われている」
  
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 記事は、同じくマドリーが保有し、現在はビジャレアルにレンタルされている久保建英についても、“日本のメッシ”と紹介。「将来、マドリーの攻撃的MFとして2人の日本人が一緒にプレーするのは否定できない。ピピは中央を主戦場としているがが、クボは右サイドが一番快適だ」と言及している。
 
 そして、共通の特長として、「キープ力があり、常に遊び心のある解決策を見つけとする」とした一方、「ピピの弱点? 10月24日に17歳の誕生日を迎える日本人は、クボと同じように、まだフィジカル面で改善しなければならない」と指摘している。
 
 久保とともに、日本やスペイン以外からも注目を集める存在となったピピ。この超逸材からますます目が離せない。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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