J1リーグは10月24日、味の素スタジアムでACLのスケジュールに伴い日程変更となっていた28節のFC東京対横浜F・マリノスの一戦が前倒しで行なわれ、横浜が敵地で4−0の完勝を収め、2連勝を飾った。

 FC東京は前回対戦(J1・4節)で3−1の勝利を収めている。現在3位で、4位との勝点差がわずか「2」。ACL圏内を維持するためにもシーズン初の連敗は避けたいところ。一方、横浜は直近の名古屋グランパス戦で2−1の勝利。連勝してチームの上向き状態をさらに加速させたい。

 自陣から丁寧につないでビルドアップしてくる横浜に対し、FC東京はその背後を1本のパスで狙う。5分にはディフェンスラインの裏へ通すパスに反応した三田啓貴が抜け出して、ペナルティエリア右からゴール前に折り返すも、味方とは合わず。

 お互いに得意とするスタイルを発揮し、チャンスを作る。横浜は15分にジュニオール・サントス、FC東京は17分に田川亨介と、クロスからヘディングで合わせるがなかなかネットを揺らせない。

 ホームチームは相手にボールを持たせながらも、最終局面で仕事をさせず。堅守速攻でカウンターから連動した攻撃を見せる。26分に永井謙佑が左サイドでDFを振り切り、敵陣深くに進入。ふわりとしたクロスを上げると、ファーサイドに走り込んでいた三田がフリーでボレーを放つ。だがボールは大きく枠の外へ。結局得点の生まれないまま、スコアレスで前半を折り返した。
 
 後半もFC東京はボールを持つとハイラインを敷いて、素早く直線的に攻撃に転じる。最前線の永井が積極的に裏のスペースを狙い、たびたび好機を創出。51分には、ディエゴ・オリヴェイラのスルーパスを受けた永井がペナルティエリアに進入してシュートを放つも、精度を欠きゴールならず。

 ホームチームが主導権を握るなか、ワンチャンスをモノにし先制点を奪ったのは横浜だった。54分にエリキがペナルティエリア右でボールキープすると、ゴール前へパスを送る。これを受けたJ・サントスが体勢を崩しながらも右足を振り抜きネットに突き刺す。

 先手を取って勢いに乗った横浜は、その直後の2分後にも、ペナルティエリア内でこぼれ球を拾ったJ・サントスが冷静にDFを交わして追加点を挙げ、二桁得点の今季10ゴール目に乗せた。

 その後FC東京は、63分にアルトゥール・シルバが相手に手を上げ一発退場に。数的優位となった横浜が、さらに90+1分にオウンゴール、90+5分にエリキが追加点を挙げ4−0の快勝。横浜は敵地で2連勝、FC東京は今季初の連敗となった。

 次戦は28日、FC東京はホームで柏レイソルと30節、横浜はアウェーでサンフレッチェ広島と32節を戦う。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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