レアル・マドリーのMFマルティン・ウーデゴーがアーセナルへのレンタル移籍に近づいているようだ。スペイン紙『AS』は、すでに選手はOKを出しており、クラブ間の話し合いにより、あと数時間で決まる可能性があると伝えている。

 15歳でノルウェー代表デビューを果たし、“神童”と持て囃された逸材は、16歳でマドリーと契約。2年半に及ぶオランダでの武者修行を経て加入したレアル・ソシエダで昨シーズンにブレイクし、2年レンタルを打ち切る形でマドリーに復帰した。

 開幕スタメンを飾るなど順調なスタートを切ったかに思われたが、ルカ・モドリッチが完全復活したこともあり、徐々に出番が減少。ここまで公式戦9試合、わずか367分しかピッチに立っていない。

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『MARCA』紙によれば、そもそもウーデゴーは、重鎮を重用するジネディーヌ・ジダン監督の下で満足な出場機会を得るのは難しいと考え、ソシエダで2年目のシーズンを送ることを希望していたという。マドリー側の強い要請により復帰したのに出番が与えられず、「騙された」と感じていたという。

 その不満が爆発したのが、今月14日に行なわれたスーペル・コパ準決勝のアスレティック・ビルバオ戦だった。試合の2日前にジダンと話し合い、「出番を保証する」と伝えられたにもかかわらず、1−2で敗れたこのゲームでアップの指示さえ出ず、ウーデゴーは激怒したと記事は伝えている。

 これが決定打となり、レンタル移籍を直訴した22歳のレフティは、ソシエダへの復帰を希望。だが、マドリーは上位争いをしているライバルへの貸し出しを渋り、アーセナルへのローンを進めたようだ。

 期待されるのは、フェネルバフチェへの移籍が濃厚なメスト・エジルのような役割か。同じくマドリーからレンタル中のダニ・セバジョスとのコンビにも注目が集まりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部