現地時間1月25日に開催されたラ・リーガ第20節で、久保建英が所属するヘタフェは、アスレティック・ビルバオとアウェーで対戦。1−5の大敗を喫した。

 この試合で話題を集めているのが、ビルバオのマルセリーノ・ガルシア・トラル新監督が取った行動だ。

 キックオフ直後、久保のパスをカットから、ボールを繋いだヘタフェがわずか18秒で先制点を奪うのだが、敵将のマルセリーノはこのシーンを見ていなかったのだ。ゴールが決まってから、何が起きたのかわからないような表情でベンチに姿を現わすシーンが、テレビカメラにもしっかり抜かれていた。

 いきなりリードを奪われるかたちになったビルバオだが、このマルセリーノを新指揮官に迎えていきなりレアル・マドリーとバルセロナを連破してスーペル・コパを制したチームは、堅守のヘタフェをあっさり攻略。13分にラウール・ガルシアのボレーシュートで追い付くと、50分にセットプレーからジェライ・アルバレスのヘッド弾で試合をひっくり返す。その後も3点を奪って大勝を飾った。

【動画】 久保が起点となった電光石火の18秒弾&その後に姿を現わす敵将マルセリーノ
 余裕のある展開だったこともあり、55歳のスペイン人指揮官は、試合終了の笛を待たずに、ベンチを後にしている。

 現地紙『AS』は、「マルセリーノが遅く来て、早く出て行ったのは、(ヘタフェのホセ・)ボルダラスと挨拶をしたくなかったからだ」と報じている。マルセリーノがバレンシアを率いていた2年前に会見で舌戦となるなど、両指揮官は犬猿の仲にあることが知られている。

 試合後、マルセリーノ監督は“握手拒否説”を否定。「私はいつもぎりぎりに出て行く。今日はトイレに行っていたんだ。遅れて出て行くのは普通のことで、これまでも何度もあった」と釈明した。

 またボルダラス監督の方も、「会話はしていない。そんなことに興味はない」と気にもしていない様子だった。

 真相はわからないが、両監督の対決は今後も注目を集めそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部