[J1リーグ開幕節]湘南−鳥栖/2月27日(土)/15:00/レモンガススタジアム平塚

 チーム始動から沖縄キャンプ、開幕前まで鳥栖は非公開練習を続けてきたため、ケガ人を含めて情報がほとんどないことをご了承いただきたい。そのため開幕戦の先発フォーメーションを4-2-3-1としたが、これもあくまで予想である。

 補強の目玉であるDFファン・ソッコを金明輝監督は高く評価しており、CBで起用することは間違いないだろう。もう一人の注目選手となると京都サンガF.C.から加入したMF仙頭啓矢。テクニックと推進力、シュートセンスを持つ彼をどこで起用するかがポイントになる。

 できる限り相手ゴール近くでプレーさせたいと考え、トップ下起用を予想した。ここなら、京都橘高や京都時代に見事なコンビネーションからゴールを量産してきた小屋松知哉とも絡みやすい。得点力不足が課題の鳥栖にとって、仙頭が期待どおりの輝きを放つことができればチームとしての躍進につながるはずだ。
 
 原川力が移籍したボランチの一角に誰を起用するかも今季の鳥栖を左右する。大分から加入した島川俊郎か、ベテランらしいゲームメイクに定評のある梁勇基か。コンビを組むことになる松岡大起との相性なども考えたら、昨季から共にプレーしている梁に一日の長があるか。

 昨季、ルーキーながら33試合に出場した森下龍矢の抜けた右SBには飯野七聖が入るだろう。プレースタイルも森下と似た部分があり、期待しても良さそうだ。金監督は昨季序盤で採用した4-3-3を好んでいるため、その形で開幕戦を戦う可能性があることをつけくわておきたい。

 沖縄キャンプを総括して金監督は「手応えはかなりあります」と話し、「練習試合も沖縄に来て4試合くらいやりましたけど結果もそうですし、フィーリングもすごく良いです」と自信を見せた。さらに開幕戦に向けて、「開幕5試合がまずは勝負だと思っています。ルヴァンカップも含めてですね」とスタートダッシュを目論む。攻撃的なサッカーにより磨きをかけて臨む鳥栖。新加入組みと既存の選手たちがフィットしていれば、低迷した昨季の二の舞にはならないはずだ。

構成●サッカーダイジェスト編集部

【画像】J1全20チームの2021年シーズン予想フォーメーション