トッテナムに所属する韓国代表FWソン・フンミンの振る舞いに対する反響は、依然として続いているようだ。

 現地時間4月11日に行なわれたプレミアリーグ第31節で、トッテナムはマンチェスター・ユナイテッドとホームで対戦し、1−3の逆転負けを喫した。

 物議を醸しているのが、33分のシーンだ。ボールを競り合った際、相手MFスコット・マクトミネイの振り払った手が顔面に当ったソン・フンミンはピッチへ倒れ込んだ。試合はそのまま続行され、ユナイテッドはエディンソン・カバーニがゴール。だが、VAR検証の末、マクトミネイの行為がファウルと認定され、得点は認められなかった。

 倒れ込んだ韓国代表FWに対し、敵将のオレ・グンナー・スールシャール監督や辛口解説でお馴染みのロイ・キーンなどが「オーバーリアクションだ」と批判。SNS上では、人種差別的な誹謗中傷が書き込まれるなどの騒動となっている。

【動画】正当なファウル? オーバーリアクション? 物議を醸しているソン・フンミンの倒れ込みシーン(55秒〜)
 そのソン・フンミンに新たに苦言を呈したのが、アストン・ビラで活躍した元イングランド代表FWのガブリエル・アグボンラホールだ。『Football Insider』の取材に対し、「やわ過ぎる、男らしくない」と非難している。

「最近のサッカーの問題は、選手がやわすぎることだ。(マクトミネイの行為は)我々の時代ならまばたきすらしなかっただろう。パンチだったなら、(ファウルでも)十分に公平だ。顔に小指が当たっただけじゃないか。少しでも触れるとファウルになる」

そして、ソン・フンミンへの批判の一部には「同意できる」とした元快足アタッカーは、次のように批判を続けた。

「今の時代は、ばかげているよ。プレイヤーは男らしく、強くなる必要がある。ソンは怪我をしていなかったのに、ボールを追いたくなかったので、ただ倒れていた。VARがそれを見て、ファウルを与えることを知っていたんだ」

 ソン・フンミンへの酷評にとどまらず、VARがあることで、ファウルを期待して倒れる選手が多すぎると嘆いたアグボンラホール。このコメントも議論を呼ぶことになるかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部