現地時間4月17日、FAカップの準決勝がウェンブリー・スタジアムで開催され、チェルシーとマンチェスター・シティが激突した。

 立ち上がりから鋭い出足を見せたのはチェルシー。6分には左サイドを突破したヴェルナーのパスにジイェフがダイレクトで合わせネットを揺らすが、ここは直前のプレーでヴェルナーのオフサイドが取られ、ノーゴールとなる。

 さらに19分には、右サイドを駆け上がったジェームズがピンポイントクロス。ファーサイドで待ち構えたチルウェルはボレーで合わせるも、枠を捉えることはできない。

 中盤以降もチェルシーのペースで試合が進むなか、シティは守備の時間が多くなり、自慢の攻撃力をなかなか発揮することができない。前半終了間際にようやく敵陣深くまで攻め込むシーンを作るが、均衡を破れず。前半はスコアレスで終える。
 
 後半開始直後の48分にはシティにアクシデントが発生。攻撃の要であるデ・ブルイネが右足首を痛めピッチを後に。代わりに、14日のチャンピオンズ・リーグのドルトムント戦で決勝点を挙げたフォデンを投入する。

 迎えた55分、ついに試合が動く。ヴェルナーからのグラウンダーのクロスに、ジイェフが倒れ込むながらも上手く左足で合わせ押し込んだ。前半の幻のゴールと同じような形で、今度は正真正銘の先制点を挙げる。

【動画】ヴェルナーのクロスに反応したジイェフが倒れ込みながらも執念の一発!

 1点ビハインドとなったシティはここから猛攻を展開。69分にはフォデンのCKをファーでロドリが折り返し、最後はディアスがヘディングシュートを放つが、クロスバーの上に越えてしまう。

 82分にはペナルティエリア手前からロドリ、84分にはエリア内からスターリングがシュートを放つも、いずれもモノにすることはできない。

 結局、試合はこのまま終了。チェルシーが1-0で勝利を収め、9度目のFAカップ制覇に王手をかけた。一方、シティは前人未到の4冠達成の可能性が消滅した。

 準決勝のもう1カード、レスター対サウサンプトンは18日に同会場で行なわれる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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