30年ぶりの降格が決まり、シャルケの指揮官はがっくりと肩を落としているようだ。クラブ公式サイトが伝えている。

 2017-18シーズンは絶対王者バイエルン・ミュンヘンに次ぐ2位でフィニッシュしたものの、翌年から14位、12位と低迷。そしてウェストン・マッケニー(ユベントス)やダニエル・カリジューリ(アウグスブルク)ら複数の主力がチームを去った今シーズンは、開幕戦でバイエルンに0-8で大敗を喫するなど、序盤から低空飛行。初勝利は年をまたいだ1月9日、15節のホッフェンハイム戦(4-0)という体たらくだった。

 ホッフェンハイム戦後も12戦未勝利が続くなど、復調の兆しは見えず。4月20日、堂安律と奥川雅也の両日本人MFも先発した30節のビーレフェルト戦で0-1と敗れ、最下位での2部降格が決定した。

 2010-11シーズンには、ラウール・ゴンサレスやマヌエル・ノイアー、内田篤人らを擁し、チャンピオンズ・リーグのベスト4にも進出した名門が2部で戦うのは1990-91年以来となる。

 試合後、インタビューに応じたディミトリオス・グラモジス監督は、率直な思いを伝えている。
 
「ファンの皆さん、そして毎日、このクラブのために全力を尽くしているスタッフの皆さん、全てのシャルカーにとって本当に悲しい瞬間だ。2部リーグに行かなければならないという事実に失望しているよ。今夜だけではなく、今シーズンの全ての試合の結果により、我々の運命は決まってしまった」

 それでも気持ちを切り替え、残りの戦いに向けて意気込むも語っている。

「今は、納得のいく形で戦いを終えたいと思っている。相手に試合をプレゼントするようなことはせず、適切な準備をして、最終戦まで全力を尽くし、クラブを代表して誇りを持って戦えるようにしたいと思う。

 残念な結果となったが、私たちは前を向いて、シャルケの意味と求められていることを理解している仲間を迎え入れなければならない。新シーズンに向けて強力で、ファンが誇りに思えるようなチームを作り、一緒に昇格できるように全力を尽くしたいと思う」

 今シーズンだけで4度の監督交代と迷走が続いたシャルケ。残された4試合で、せめてもの意地を見せられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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