現地時間5月6日、ヨーロッパリーグ(EL)の準決勝・第2レグが開催され、イタリアでローマとマンチェスター・ユナイテッドが激突した。

 立ち上がりに主導権を握ったのは、敵地での第1レグで2-6と完敗したローマだ。鋭い出足を見せ、7分にはゴール前からペッレグリーニが思い切りよく左足を振り抜くも、枠を捉えることはできない。

 時間の経過とともに徐々にポゼッションを回復したユナイテッドは、20分にビッグチャンス。ペナルティエリア内でフリーでパスを受けたカバーニが、前に出ていたGKを見てループシュートを放つが、わずかにクロスバーを越え、モノにすることはできない。

 ウルグアイ代表FWは続けて26分にも、ダイアゴナルの動きで上手く裏へ抜け出し、シュートを放つも、今度はGKミランテの正面に飛んでしまう。それでも39分、フレッジからのパスをゴール前で受け三度チャンスを迎えると、ワントラップで一気にペナルティエリア手前まで持ち運び、右足を一閃。強烈な一撃をゴールへと叩き込んだ。
 
 ユナイテッドがアグリゲートスコア7-2とさらにリードを広げて前半を終えるが、後半にローマが反撃を開始。57分に左サイドからのクロスにペドロがヘッド、最後はジェコが押し込むと、直後の60分にはゴール前でのパスカットからクリスタンテが豪快なシュートでネットを揺らし、一気に3点差まで詰め寄る。

 しかし、ホームチームの押せ押せムードを一蹴したのはカバーニだった。68分、ブルーノ・フェルナンデスからのクロスにヘッドで合わせ、ゴールに流し込んだ。カバーニは第1レグに続き、2ゴールとなった。

 その後も、反撃を続けたローマは83分に19歳ザレフスキのボレーで1点を返すが、焼け石に水だった。

 第2レグは2-3で敗れるも、ユナイテッドが2戦合計では8-5で、優勝した2016-17シーズン以来、4年ぶりに決勝進出を果たした。セリエAで5位以下が確定しているローマは、今大会に敗れたことで、ジョゼ・モウリーニョ監督を迎える来シーズンのチャンピオンズ・リーグ出場の可能性が消滅した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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