J1リーグは5月8日、第13節の3試合を各地で開催。豊田スタジアムで行われた名古屋グランパスとセレッソ大阪の一戦は、1-0でホームの前者が勝利を収めた。

 川崎フロンターレとの“頂上決戦”で今季初の連敗を喫した名古屋は、前節からスタメン3人を変更。名古屋で初の先発出場となる森下龍矢、古巣対戦となった柿谷曜一朗、相馬勇紀が起用された。また、左SBで先発した吉田豊はJ1通算300試合出場を達成した。

 一方のC大阪は、前節の“大阪ダービー”からは、1人を変更。負傷交代した大久保嘉人に代わり、その試合でゴールを記録した中島元彦が起用された。中島も今季初の先発となった。

 試合は両チームが“らしさ”を出しながら手堅い展開となる。

 名古屋は8分に、左サイドの相馬、柿谷と繋ぎ中央に走り込んだ米本拓司がヘディングシュートを放つが、相手GKの正面に。31分には、マテウスの強烈なミドルシュートを放つ。こぼれ球を稲垣祥が回収しさらに攻撃を続けるものの、フィニッシュには持ち込めず。

 C大阪は、15分に中島が際どいコースにミドルシュートを放つが、GKランゲラックにセーブされてしまう。その中島がプレー中に太もも裏を痛めた様子で、38分に高木俊幸と交代した。

 0−0で迎えた後半も両チームがセットプレーからチャンスを作るものの拮抗した展開で推移する。
 
 名古屋は56分に相馬に代えて齋藤学を投入。すると攻撃に変化が生まれ相手ゴールに迫るシーンが増える。

 すると66分、吉田が敵陣でルーズボールを拾い齋藤に預けてディフェンスライン裏に抜け出す。齋藤はペナルティエリア内中央にいた柿谷へのパスを選択。このボールを競り合った相手DFチアゴからヒールパスのような形でオフサイドポジションにいた吉田のもとにボールがこぼれる。吉田は冷静にニアサイドを抜きネットを揺らした。

 一度は副審のフラッグが上がるものの、主審がこれを取り消し、ゴールが認められた。吉田はこれが今季初ゴールとなり、自身のJ1通算300試合出場を自らのゴールで祝った。

 リードを許したC大阪も、西川潤、加藤陸次樹らを投入し攻勢に出るが、名古屋の堅守を崩すことが出来ず、ノーゴールのままタイムアップを迎えた。

 この結果、今季6度目の1-0勝利となった名古屋は勝点32とし、2位をキープ。C大阪は同21は変わらず。

 次節、名古屋は5月12日の水曜日に第21節の鹿島アントラーズ戦を前倒し開催、その後15日に敵地で清水エスパルスと対戦する。C大阪は、15日にホームでサンフレッチェ広島を迎え撃つ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部