インテルのロメル・ルカクとミランのズラタン・イブラヒモビッチは、今季のコッパ・イタリアでのミラノダービーで対戦した際に衝突した。激しく言い争う一触即発の緊張感は記憶に新しい。

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 当初囁かれた人種差別疑惑はリーグが調査の結果でなかったと結論付けた。両者にはそれぞれ罰金処分が科されている。

 イタリア紙『Corriere della Sera』のインタビューで、ルカクは当時を「0-1で負けていて、僕はゴールをミス。少し怒っていた。彼の言葉が響いた」と振り返った。

「ああいう反応をしてしまったことはよく思っていない。ただ、自分は屈服する人間じゃないんだ。謙虚で穏やかだけど、僕は勝者なんだよ。仲間と勝利のために死ぬまで戦う」

 インテルが先日、11年ぶり19回目のスクデット獲得を決め、ルカクはSNSで「真の神が王に。さあ、頭を下げよ。ミラノの王だ」と投稿した。これに対し、イブラヒモビッチは教会堂を背景に両手を掲げる自分が描かれたカプチーノを投稿。互いに相手の名前こそ出していないものの、SNSでの応酬を続けている。“バトル”はまだ終わっていない。
 
 ルカクはそのイブラヒモビッチについて「偉大な選手だ。彼はどこに行っても勝ってきた。500得点以上している」と賛辞を寄せたうえで、「人間性?マンチェスターまでは良い関係だった」と述べた。

「セリエAにはこういうレベルの選手たちが必要だ。彼は彼のために、僕はインテルのために、クリスチアーノ・ロナウドはユベントスのために勝利を望む。そして今度はローマにモウ(ジョゼ・モウリーニョ)だ。イタリアにとっては全て良いことだよ。レベルが上がる。またインテルが優勝できることを願おう」

 イブラヒモビッチはミランとの契約を延長した。ルカクはプレミアリーグ復帰も噂されるが、インテルで幸せだと話している。C・ロナウドの去就は不透明と言われるが…。いずれにしても、怪物たちのバトルからは来季も目が離せない。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部