タイトルを争う首位との大一番で采配を振るえないとあり、処分への怒りは収まっていない。

 現地時間5月8日のラ・リーガ第35節で、バルセロナは首位アトレティコ・マドリーをホームに迎える。2ポイント差で追いかける3位バルサにとっては、勝利が必須の一戦だ。

 だが、ロナルド・クーマン監督は前節バレンシア戦に続き、指揮を執ることができない。33節グラナダ戦で退席を命じられ、2試合のベンチ入り禁止処分を科されたからだ。

 当初から審判に対する侮辱発言を否定してきたクーマンは、大一番を前に改めて不満を表している。米スポーツチャンネル『ESPN』によると、7日の会見で「個人的なことだと感じている」と述べた。

「自分の発言が侮辱とは思わない。2試合の処分を科す理由にならない。だから何かほかのことがある」

 一方で、クーマンは試合に向けて「われわれには何も変えられないから、あまり考えてはいけない」とも話している。

「主審とビデオアシスタントレフェリーがバルサとアトレティコに対してフェアであることを願うよ」
 
 1月に10ポイント差をつけられていたバルサだけに、クーマンは「3、4カ月前はタイトルを争えると思えなかった」としつつ、今回の一戦が「タイトルを競うのに決定的とは思わない」と語った。

「(アトレティコ戦後も)まだあと3試合が残っているからだ。ただ、残りの4試合すべてに勝てば、われわれがチャンピオンになると確信している」

 一方、アトレティコのディエゴ・シメオネ監督は「前半戦から挽回すべく、監督の素晴らしい仕事で多くのポイントを取り戻し、後半戦が良かったチームとの対戦だ」と意気込んだ。

「彼らを苦しめられると思うようなところに、試合をもっていかなければいけない」

 バルサと同ポイントのレアル・マドリーを含めた三つ巴のタイトルレースも、いよいよ佳境。世界が注目の直接対決は、どちらに軍配が上がるだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

【動画】クーマン監督が暴言を吐き、退席を命じられたグラナダ戦のハイライトはこちら!