[J1第20節]川崎2-2仙台/5月12日/等々力

 5月12日、スケジュールの都合によりJ1の20節、川崎と仙台の一戦が他チームに先だって等々力陸上競技場で行なわれた。

 15試合を消化して13勝2分と開幕から無敗をキープする川崎は、名古屋との“首位攻防戦”を連勝し、3日前のアウェー・G大阪戦にも2-0で勝利。

 一方、仙台は5月1日のホーム・柏戦には1-0で勝利したが、5月9日のアウェー・浦和戦には0-2で敗戦。中2日のアウェー連戦で川崎戦を迎えることになった。

 川崎は通常の4-3-3。ただGKのチョン・ソンリョンらが欠場。GK丹野、最終ラインは右から山根、谷口、車屋、登里、中盤はアンカーに田中、インサイドハーフに脇坂、旗手、3トップは右から小林、知念、三笘の並びとなった。

 対する仙台は4-4-2。GKはJ・スウォビィク、4バックは右から真瀬、アピアタウィア、照山、蜂須賀、ボランチに富田、ファギーニョ、サイドハーフは右に中原、左に加藤、2トップはやや下がった位置に佐々木、CFに皆川が入った。

 開始3分に先制に成功したのは川崎。左サイド高い位置で三笘がボールを持つと、旗手、登里とつなぎ、登里が左サイドを突破。ファーサイドにクロスを送ると、この日が戦列復帰となった小林がヘッドでネットを揺らす。小林は早くも“仙台キラー”ぶりを見せた。

 試合はその後、川崎がパスをつなぎつつ、仙台がカウンターやセットプレーからゴールを狙う展開。ただ、スコアは動かず川崎の1点リードのまま後半へ折り返した。 
 後半、仙台は蜂須賀に代えて、S・マテ、ファギーニョに代えて氣田を投入。4-4-2のまま、S・マテをCB、照山を左SB、中原をボランチに配置した。

 それでも川崎が主導権を握り、優位に試合を進める。しかし川崎が追加点を奪えずにいると、仙台が千載一遇のチャンスをモノにした。

 73分、ゴールキックを前線の皆川が頭で左サイドの氣田につなぐと、氣田がドリブルを開始。3人に囲まれながらシュートを放つと、GKが弾いたボールを中原が詰めて同点に追いついた。

 しかし、川崎もここから反撃。83分には左サイドの登里の縦パスを遠野がすらし、抜け出した三笘が冷静に決めた。

 仙台はその後、87分に赤﨑がCKの流れからチャンスを掴むも決め切れず。それでも試合はこれで終わらない。

 90+4分、交代出場のマルティノスが豪快なミドルを突き刺して仙台が同点に追いつく。川崎は無敗をキープしたが、2-2で引き分けた。

取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)