現地時間5月16日に開催されたラ・リーガ第37節で、乾貴士と武藤嘉紀が所属する最下位のエイバルが、14位のバレンシアと敵地で対戦し、1-4で敗れた。他会場の結果により、初昇格から7シーズン目で2部降格が決定した。

 武藤は15試合ぶりに先発、乾は7試合連続ベンチスタートとなった一戦で、開始3分、エイバルはいきなり先制点を奪われる。ハーフウェイライン付近でボールを失うと、カウンターを発動され、最後はゴンサロ・ゲデスに左足で叩き込まれた。

 これで相手を勢いづかせると、19分と30分に共に左サイドからのクロスをカルロス・ソレールにワンタッチで合わせられ、被弾。リードをあっという間に3点に広げられてしまう。

 35分にはCKから武藤がヘッドで合わせるが、ゴール左に外れてしまう。悪い流れを断ち切りたいアウェーチームは直後の36分に早くも選手交代。セルジ・エンリクとブライアン・ヒルを送り込み、武藤は屈辱の早期交代となった。

 すると39分、入ったばかりのB・ヒルが右サイドからの押し込み、1点を返すが、反撃はここまで。49分には再びゲデスにネットを揺らされ、エイバルは結局1-4で大敗を喫した。なお、乾に出番は最後まで訪れなかった。
 
 この結果、次の最終節前の時点でバジャドリーと勝点差1、ウエスカとエルチェと同差3に。次戦に勝利すれば勝点でタイ以上となる可能性は残されているが、直接対決で連敗しているエルチェに関しては順位で上回ることは不可能なため、エイバルの18位以下が確定した。

 ホセ・ルイス・メンディリバル監督が率いて6年目の今シーズン、エイバルはシーズン中盤まで苦しいながらも何とか勝点を積み上げていた。しかし、1月10日のレバンテ戦で1-2の逆転負けを喫すると、そこから16戦未勝利と大失速。

 今月1日のアラベス戦(〇3-0)でようやく4か月ぶりに勝点3を掴み、そこから3試合で2勝1分と土壇場で意地は見せたが、ここで力尽きた。

 毎年のように主力が流出するなか、何とかやりくりし、1部の座を守り抜いてきたが、ついに降格となったエイバル。両日本人選手の去就に注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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