豊富な運動量で攻守の両局面でタフにプレーし、高い技術で好機を演出する。攻撃でも守備でも求められるタスクが多いシャドーのポジションで、清原翔平にかかる期待は決して小さくない。

 高木琢也新体制となった相模原の初陣、V・ファーレン長崎戦でも先発し、65分までプレー。試合は0-1で敗れたが、少なからず手応えは掴んだ。

 守備面ではより積極的なプレッシングが重視されているなかで、清原自身も「チームとして意欲的に前からの守備を意識してやっている」と語る。

 アグレッシブな姿勢は、攻撃面にも好影響を及ぼす。長崎戦ではシュートやCKの数で相手を上回った。「チャンスはこっちのほうが多かったし、良くなってきていると感じている」。内容はポジティブなものだったが、勝点が取れていなければ納得はできない。

「良くなってきただけじゃダメ。結果として求めていかないと」

 目に見える数字を出す。それは常々強く思っていることでもある。「やらなければいけないという責任はずっと持っている」。前からプレスをかける。ボールを前に運ぶための中継役になる。シャドーで求められる仕事をこなしつつ、「結果が大事」と言葉に力をこめる。

「ゴールにつながるところを見つめていかないと。相手のゴールに近いところでどれだけ仕事をするかだと思うので。満足はできていない。はやく結果を出したい」

 今季初ゴールは、13節のFC町田ゼルビア戦。先制されながらも追いついた1-1のドローゲームで、チームに勝点1をもたらす貴重な同点弾を挙げた。
 
 次は勝利に導くゴールを決めたい。最下位に沈む相模原は現在4連敗中で、いずれの試合でも得点できていない。町田戦での清原のゴールを最後に。

「みんなで変わろうという雰囲気はある」

 今一度、ひとつになって懸命に這い上がろうとしているチームを、さらに勢いづかせるための“結果”。ゴールでもアシストでも、決定的な仕事で応えたい。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェストweb編集部)

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