6月15日に行なわれたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選のキルギス代表戦を5-1で勝利し、5連戦の5・6月シリーズを全勝で終えた日本代表。この間の森保ジャパンの戦いぶりを、隣国・韓国メディアはどのように報じていたのだろうか。

 結論から言うと、多くの韓国メディアが日本代表の1戦1戦をこと細かに追ったわけではなかった。

 シリーズ初戦のW杯アジア2次予選・ミャンマー戦こそ、「10-0大勝」という結果が広く報じられた。だが、以降は日本がすでに最終予選進出を決めたこともあってか、ジャマイカ代表とのAマッチに代わり急遽実施されたU-24日本代表との“兄弟対決”は結果がまったく報じられず。続くW杯アジア2次予選のタジキスタン代表戦、国際親善試合のセルビア代表戦のニュースも数える程度しかなかった。

 また、昨日のキルギス戦に関しても、「“オナイウ3ゴール”日本、キルギスに5-1完勝…“最終予選進出”」と見出しを打ったスポーツ・芸能メディア『OSEN』や、「日本が46ゴール2失点の8戦全勝という圧倒的な成績で最終予選に進出した」と伝えたサッカー専門メディア『Inter football』が、淡々と試合内容を報じたのみだった。

 そんな韓国メディアだが、いまは最終予選の組み合わせに注目している様子だ。最終予選に進む12か国が決まり、日本とイランがポット1、韓国がオーストラリアとともにポット2に入ったなか、『Inter football』はグループ分けについて次のような見解を示している。

「比較的良い組み合わせは日本、韓国、イラク、中国、オマーン、ベトナムだろう。日本は代表的なライバルではあるが、“イランよりはマシ”という評価が支配的だ。また、イラク、中国、オマーン、ベトナムは各グループを2位で突破している」
 
 韓国はイランに通算9勝9分13敗と負け越している一方、日本には通算42勝23分15敗と大きく勝ち越している。こうした過去の対戦成績もあっての予想だろうが、一方でスポーツ紙『スポーツソウル』の見方は慎重だ。

 同紙は「イランは厳しい相手だ」としつつも、「最近では日本に0-3で敗れたこともある。どこと当たっても難しい」と、3月の国際親善試合で大敗を喫した日本も警戒した。ただ、それでも「イランの最終予選進出は韓国の立場としては歓迎しがたい」と、イランを警戒している様子だった。

 果たして、日本と韓国の最終予選での再戦はあるのか。組み合わせ抽選会の結果に注目したい。

●参照:スポーツソウル
イラン代表のW杯最終予選進出に韓国メディア戦々恐々…“天敵”と同組の可能性を憂慮
https://sportsseoulweb.jp/sports_topic/id=29899

文●ピッチコミュニケーションズ

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